商標登録の期間はどれくらいかかるのか

特許庁に商標登録出願を行い、審査を経て実際に商標登録されるまでには一定の期間を要します。

特許庁には毎年10万件程度の商標登録出願が行われます。特許庁は東京の虎ノ門の一箇所だけで、ここでこの10万件の出願を審査官が全件審査しています。

出願してから審査結果がでるまでの間、審査官がそれぞれの商標登録出願をどの様に扱うか悩んでいるのではありません。いつも数万件程度は先に出願されたものがありますから、これらの審査が済んでからやっとあなたの出願が審査官のところに到達することになります。この期間は平均で半年程度かかります。

審査の期間は最近では早くなっていて、3ヶ月くらいで審査結果が届く場合もありますが、半年以上待たされる場合もあります。

(1)商標登録されるかどうかは審査期間とは関係がありません
同じ権利内容の出願が二以上特許庁にされた場合、先に出願した方が勝ちになります。審査期間が早くなれば先に出願されたものを追い越して商標登録されるかというとそうではありません。やはり先に出願されたものが商標登録され、後から出願したものは拒絶査定になります。

(2)早期審査制度について
スピード商標登録と広く一般にいわれている早期審査制度ですが、早期審査制度については注意が必要です。

特急料金みたいにお金を払えば早く審査してもらえるかというと、そうではありません。早期審査のための条件が特許庁で定められていて、この条件に合致しないものは早期審査の対象とはなりません。

自己都合で早く審査をしてもらいたい場合でも他の人も同じ理由で審査を待っているからです。

どの条件を満たせば早期審査の対象となるかは専門家に相談することをお奨めします。

(3)登録査定から商標登録までの期間
審査に合格すると登録査定が特許庁から届きます。登録査定の発送日から30日以内に商標登録の手続を行う必要があります。

特許庁に商標登録の手続をするとおよそ一ヶ月程度で登録証が届きます。

商標登録の有効期間

商標登録されてから商標権の存続期間が満了するまでは10年です。
ただし5年分の登録費用を納付した場合には5年の期間が満了する前に残りの5年分の登録料を支払う必要があります。

商標権は10年ごとの更新申請を行うことにより更新することができます。自動車の運転免許と同じで、更新手続を忘れない限りいくらでも商標権を保持し続けることができます。